シーモンキーってなんだ?
そこのお母さん、お父さん!自由研究ネタがなくて、困っていませんか?
ちょうど困っていたのよ!と言う方に朗報です。
良いキットを発見しましたよ!しかも生き物が好きな子にはもってこいのアイテム。
シーモンキーという謎の生物を飼育したのですが、これがとてもワクワクしたのでレポします。
※最後に泳ぐシーモンキーの動画もあります。
非常に地味な生物なので、派手さを求めないこと前提で読んでみてくださ。
実際のキット
ところで、シーモンキーって何?
アルテミア (Artemia) は、節足動物 甲殻亜門 鰓脚綱 サルソストラカ亜綱 無甲目 ホウネンエビモドキ科 の属名。1科1属であり、所属する9種の総称ともなっている。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
…読んでもわかる気がしない!!
とにかくやってみる方が早いです。
キットの内容とだいたいの流れ
このような箱で届きました。
興味をそそられる言葉がいろいろあるけど、この時はまだ半信半疑。
水が入れれば、何と言っても海底城ですから、楽しみです!
シーモンキーに出会うまでにはけっこうな時間がかかるので、気長に待ちましょう。
おおよその順序
- カルキを抜いて専用の水を作る(24時間待ち)
- 卵の入ってる粉を投入
- 空気をたまに入れてあげる(数日待ち)
- 点みたいなのが動くのを見つける
- じわじわ大きくなる
- 泳ぎまわる姿をやっと確認
シーモンキーたちにすぐ会えない、じわじわ感があるよ。
だからこそ自由研究向きとも言えるね。
まずは水を作るのに1日
説明書は別で入っているので、この順番で進めていきましょう。
クリオネっぽいシーモンキーのイラストがありますが、これをイメージして本物みるとビビります。
さっそくシーモンキーたちのすみかを準備しましょう。
この容器の他に、スポイト・3つの包み・小さなスプーンがはいっています。
水道のカルキを抜く作業があるようで、まる1日待たなくてはいけません。
この水づくりはワクワクしないらしく、子どもにとってちょっとがっかりポイント
しかし、ごねても仕方ないので、とにかく1番の袋をサラサラ〜っと投入。
あれ?なんだか磯の香りがしてくる。
水道水が海水に変わったのか、なんとも不思議な香りがしてきました。
シーモンキーは海の生き物なんだ!とここで再認識できます。
混ぜるのはあっという間
さて、一晩おいて、待ちに待った放流の時です!
今度は2番の袋の中身を投入!
おそらくこの中に乾燥している卵っぽい物が入っているのだと思います。
けっこな勢いで混ぜてしまった。大丈夫だったかな…
とにかくこれで、今日の作業は終了。
幻を見るほど、しばらく孵化しない
で、翌朝。
まだまだ動いている様子はないですね〜。
付属のスポイトで空気を入れてあげながら、このし〜んの状態で一週間ほど待ちました。
気長に待つつもりでいたのに、数日経つころには、幻をみるような状態に。
小さなホコリや、ゴミに向かって
あ!動いてる!!て…あ、ほこり?
みたいなことを言い出してしまうほど。
もう失敗しちゃったんじゃないかな、と思って心が折れそうになりました。
そのぐらい楽しみにしてたんです。
やっと生まれたシーモンキー!
そして、待ちに待ったその時がきました!
今度こそ、生き物っぽい動きをするものが現れたのです!
やった〜!!!ついに!生まれたよ〜
子どもと一緒に大騒ぎしました。
よく見ると、何匹か水中を泳ぎ回っているのが見えます。
ただの点みたいですが、水をつくって空気を送り、愛情を込めて孵化させたので嬉しかったです。
だんだん大きくなって、その姿に驚く
日に日に大きく成長してきたシーモンキーたち。
最初はミジンコみたいな動きだったので、本来の姿がはっきり見えませんでした。
でもだんだん形が見えてきて、最終的に
え?え?なにこれ、ほんとに謎の生物なんですけど
という状況に。
たまに餌をあげては空気を送るという日々を続けた結果、だいぶ大きくなってくれました。
泳ぐシーモンキー
シーモンキーはどんな姿で、泳いでいると思いますか?
一瞬だけですが、動画でその姿をぜひみてください。
数匹泳いでいますが、想像とちょっと違いませんでしたか?
私は全然違っていました。
すごく原始的な姿をしていて、本当に不思議!
泳ぐ姿を見ていると、なんとも愛着が湧いてきます。
ちなみに寿命は3〜4ヶ月程度とこのことですが、水温や管理状況によってはもう少し長生きしてくれるかもしれませんね。
生物が生活の中にいる面白さ
少し適当な気持ちで始めたシーモンキーの飼育は意外にも、観察する面白さを感じられたし、達成感がありました。
家の中でも楽しめる遊びとしても、自由研究としてもちょうどいい感じがします。
そして、親子で興味を持って取り組めたのは、何より良い経験になりました。