畳をフローリング化したい!〜江戸間編〜
築30年を超える我が家(賃貸)。
畳は悪くないけど、フローリングにしたい
退去時には元通りにしたいので、フローリングカーペットでセルフリフォームに挑戦しました。
購入にあたりいろいろ調べてみると、さまざまなレビューが書いてありました。
大物だけに失敗したくない。レビューは隅々まで読んだけど実際はどうなの?
メリット(ポジティブな意見)
- 届いてすぐに部屋が変わる!
- 憧れのイメージになった!
- 明るくておしゃれになった!
- 掃除しやすい!
- ゲーミングチェア等が転がりやすくていい
- リフォームと変わらない出来栄え
デメリット(ネガティブな意見)
- サイズが合わない!
- すぐ割れてしまった
- 色味がイメージと違った
- 重すぎて部屋までの運搬が危うい
- 畳の下にカビが生えた
- 女子一人では重くて無理!
- 流血の怪我をしてしまった…
みなさんけっこうトラブってます。
防ダニ・防カビ・防虫対策用のシート
これはYouTubeやネット、どこを調べてもほぼ出てくるシートです。
見た限りでは、サイズ感や使い勝手など、素人には扱いやすそうでした。
我が家は古い物件ゆえに、梅雨時には畳のカビが気になるので、効果はどうあれ買ってみることにしました。
こうひんさんの防虫・防ダニ・防カビシート
半永久的という言葉を信じてみます!
これは少し大きかったですが、両端を折り込んで使いました。
余りは押入れで使ったという人もいるようです。
フローリングカーペットを安く買う
メインのフローリングカーペット選びでは、条件をつけました。
- 色合い(明るすぎない)
- 素材(割れないもの)
- 1枚で敷ける
そして選んだものはこちらです。
ランドマークさんの天然オークの風合い、6畳江戸間サイズ
他の製品より少し値段が高いものですが、選んだ理由は天然オークを使用し、4mmの厚みがあるためです。
また、同じカラーでも板の色はどのぐらいの差があるかが写真で掲載されていて、非常に親切だなと感じました。
「どの色味がきても納得できそう」と思えたので、オークという色にしました。
滑り止め付きの軍手もついきて、気配りを感じて嬉しかったです。
この商品は木の香りがすごく良かったよ。
サイズは自分で測った時には、江戸間サイズにぴったりだったので、そのまま発注。
部屋の端にガス栓があるのですが、そこは自分でカットするつもりでした。
できるだけ安く買う方法
私が購入した時には、値段が29,000円弱。
素材のせいか他の同サイズより少しお高めでしたが、3,000ポイントぐらいは戻ってきました。
まずポイントサイト《ハピタス》から、楽天を経由してポイント1倍アップ。
5と0がつく日に購入、 楽天カードでの支払いを選択しました。
楽天はショップ買い周りなど、キャンペーンをうまく利用するとさらにポイントバックがあリます。
ハピタスで貯まったポイントはAmazonギフトカードにしたよ
Amazonギフトカードを利用して防虫シートを購入したので、半額ぐらいでした。
実際に敷いてみる
全てが届いたところで、畳をフローリング化する日がやってきました。
一人じゃ敷きづらいだろうと、助っ人に来てもらったのですが、結果的に良かったです。
宅配の人から「重いので手伝って欲しい」と言われて玄関まで運んだり、やはり人手は必要でした。
畳の上に防虫シートを敷く
まずは家具を全てどかして、掃除機を念入りにかけます。
防虫シートは3枚入っていたので、部屋の幅に合わせて折り、左右→真ん中の順で敷きました。
フローリングカーペットを敷く
さて、ここからちょっとトラブルがありました。
フローリングカーペットの注文時、端をカットするか迷いましたが、カットは頼まず発注していました。
フローリングカーペットは1cm小さめにカットして発注すると良いと書かれいます。
私が測った壁側では、江戸間サイズぴったりだったし、なんなら数ミリ大きかったはずでした。
そして届いた商品を敷いたところ…長さが合わない事態が発生。
結果的には、部屋が真っ直ぐに作られていなかったのが原因かと思います。
発注サイズでは入りませんでした。
まさか部屋の方が歪んでると思わないよね!?やっちまった〜
とはいえ、カット可能な5cm幅の方で調整できたので、なんとかおさまりました。
カッターでは対応できて良かった、と冷や汗ものです。
そして、こちらもガス栓に合わせカットしました。
部屋のゆがみのせいでサイズオーバーしたので、一枚だけカットせず折り込みました。
不恰好だけど、部屋の端でソファで隠れちゃうから、まぁいいか
そんなトラブルもありましたが、敷き終わったらどうでしょう!?
だいぶ印象が変わりました!なんかいい感じ!
色も明るすぎず、暗すぎず、落ち着いていたのでよかったです。
浮いたフローリングカーペットを見切り材で押さえる
その後、実際に敷いてみて、一つ厄介な問題が出てきました。
出入り口の板が浮いてしまい、子どもが足を引っかけてしまうのです。
常に人が通る場所だし、怪我をしたら大変ですが、板の厚みは4mmありました。
そして板を押さえるアイテムをリサーチして選んだのは、柔らかめのフリーアングルです。
ネットだと20M巻の単位でしか売っていなかったので、1M単位で購入できるホームセンターで探しました。
本来は床ではなく、壁の柱等に使われる資材のようなので、利用の際には検討は必要だと思います。
部屋の作りを考えると、我が家にはちょうど良いアイテムでした。
畳を上げながら、フリーアングルをかませて、フローリングカーペットの浮きを押さえました。
色味が合うものがなかったので、少し見栄えは悪いですが、快適になりました。
フリーアングルを使うには両面テープが必要なので、木材にも使える強力タイプを同時購入。
ちょっと大変だけど、部屋の印象が変わる!
板の浮きを押さえる作業を除けば、1時間ほどで畳の部屋がフローリングのようになりました。
ただ、フローリングカーペット1枚だけ、という訳にはいかなかったです。
防虫シート、見切り材のフリーアングル、両面テープの購入が必要でした。
割引ポイント分は消えてしまいましたが、安心して過ごせる部屋になりました。
不思議なもので、他のところもリフォームしたくなってきたよ
予想外のトラブルもありましたが、ちょっとした変化が欲しい時には、楽しめる作業だと感じました。
さて、次はどこを変えようかな。