我が子は指しゃぶりをする子でした。
生後半年ごろから指をチュッチュと吸うようになりました。
ネットを見れば親の愛情不足だとか書かれていて、なんだか切なくなりました。
でも、そんなことはないです!
どうにかしないとって調べるんだから、親として愛情を持って心配している証拠だよ
うちは3歳の冬に、あることがきっかけで指しゃぶりをやめました。
しかし、それまではずっと、やめさせないと!と焦りや苛立ちに似たような感覚でした。
子どもの指しゃぶりをやめさせたい
周りのお母さんにも同じ悩みを持つ人は多いです。
- 歯並びが心配
- 外遊び中だと、雑菌やゴミなどが口に入ってしまう
- おしゃぶりの方が良いのでは?
と心配はつきませんが、現在、5歳になる我が子は指しゃぶりをしていません。
どんな経緯でやめたかというと
- おしゃぶりを使ってみる
- 指しゃぶり防止アイテム使うが効果なし
- クリームが効かない
- 絵本は怖がる
- 指がパックリ割れて、痛くて指しゃぶりできなくなる
- 大好きなキャラクターの絆創膏を貼る
こんな感じのステップでやめました。
ではもう少し、詳細をお話しますね。
その子のタイプで違うとは思いますが、悩んでいるお母さんの参考になれば幸いです。
親である自分も指しゃぶりをしていた過去がある
当時、指しゃぶりをする子どもを見て、私はかなり悩んでいました。
たぶん他のお母さん以上に。
なぜなら私自身が、小学校の低学年まで指しゃぶりをしていたからです。
大人になった今の私
- 歯並びは悪くない
- 少し出っ歯
- 前歯の噛み合わせが悪い
実際、前歯を使うと、お肉などはうまく噛み切れません。
矯正するほどひどくはないのですが、やはり不便だと感じる場面も多かったです。
前歯をスライドするように使うので、大人になり顎関節の痛みにも悩まされました。
当時は親もお手上げだったそうです。
なんでやめさせてくれなかったの?
指に薬も塗った。包帯も巻いてみた。でもやめなかった。
薬を塗られた指を洗いに行って指しゃぶりをした記憶が今も残っています。
指しゃぶりをするタイミング
そんなことから我が子には、絶対に指しゃぶりやめてほしいと思っていました。
おしゃぶりを試しましたが、言葉を話し始める時期だったので使ったのはわずか。
その後、どうしたらやめてくれるのかで頭がいっぱいでした。
しかし子どもは全然やめてくれません。
指しゃぶりしそうになったら、他に気がむくよう必死になって、なんかすごい疲れちゃった。
やめさせてもふとした瞬間に、手が口に向かっていきます。
指をしゃぶるのはこんな時
- 遊びに飽きて退屈だ
- 不慣れな場所にいる
- テレビを見ている
- 泣いてしまったとき
- お昼寝や、夜眠るとき
何をしてもダメなので、2歳をすぎた頃にはアイテムを使ってみることにしました。
簡単な防止アイテム
手袋のようなグッズ。
これはもっと早く使うと良かったら良かったものです。
自分で取ってしまい、結局指しゃぶりは治りませんでした。
次に選んだ防止クリーム
名前がかわいい、チュチュベビーのチュチュバイバイクリーム。
使い始めは一瞬変な顔をしたので、たぶん苦かったのでしょう。
しかし、その後は指しゃぶりを続けてしまいました。
なんで〜!?結構苦いのに
最初の1、2回は躊躇していましたが…わかっていないのか、鈍感なのか。
結局、ゆびがふやけるまで吸い続けたり、タコができるほどになってしまいました。
それがわかるようになれば、絵本で対策もできます。
指しゃぶりの絵本
ちょっぴりシュールなこちらの絵本。
かなりの高評価なので読んでみましたが、子どもによってはかなり効果が出そうな内容!
我が子はちょっと怖がってしまい、逆効果だったようですが。
やめた方法はキャラクターの絆創膏
いくつかアイテムを試しても、絵本を読んでもダメ。
全然やめませんでした。
しかし、3歳の冬にあかぎれで指の関節がぱっくり割れてしまいました。
痛くて指しゃぶりできない。でもしたい!と繰り返した結果、痛みで泣いてしまう状況にまでなりました。
痛くてかわいそうだけど
こ、これはチャンス到来〜!!
そしてこの時、大好きなキャラクターの絆創膏を一緒に選んで買って、親指に貼ってみました。
夜になり子どもはちょっと不安そうでしたが、自分で選んだ絆創膏を貼ってご満悦。
手をつないだら安心して寝てくれました。
傷が治る頃には、ほとんど手を口に持っていくことがなくなりました。
そして今の5歳に至ります。
結果的には好きなキャラクターの絆創膏で解決!
ということになりました。
指の怪我も大いに後押しにはなりましたが、もしかすると子どもにとっては、ほんの些細なことでもきっかけになるかもしれません。
焦って怒ったりすると、お互いにストレスになります。
大人になるまで指しゃぶりをする子は少ないはずなので、気長に見守ってあげたいものですね。
ある日突然、その時はやってくるかもしれません。